皆様こんばんは
いやー寒くなって来ましたね~
とは言っても東北や北海道に比べたらまーだまだ
さて、先日買ったマウスピース、今日早速合奏で試してみました。
最近はやたらでっけなマウスピース流行ってたなぁ。
そしてずんぐりしていて職人さん、手抜きしたんでねえかってくらい肉厚で。
私には無理な世界。あの大きなサイズは専門家じゃないと無理。
まあしかし週末プレイヤーがその時だけ低音で大きな音出したりとかいう手段ならばそれもありかとは思います。
そうそう、話を戻してと\(^^\)
今回買ってしまった(やっちまった)のは「Thein」(タイン)というドイツはブレーメンの工房で作られたマウスピースです。タインの名を広く流布したのはオランダのロッテルダムフィルハーモニーでバストロンボーンを吹いているベン・ヴァン・ダイク氏です。
彼のバストロンボーンはダイクモデルと言って、スイスで開発されたハーグマンバルブというロータリーを使用、ベルカットの楽器は独特な形状をしております。
残念ながら試奏した事はありませんが、もし最後に買うとしたら思い切って彼のモデルを買いたいですね。
ただ高いんですよね~ これも三桁楽器ですよ。
てな訳でせめてマウスピースだけでも彼のモデルにというのは冗談で、28mm以下のマウスピースを探していたらTheinにもあったというだけです。
今回買ったのはBMというモデルで、もちろんダイクモデルなのですがリムが広いタイプです。
初めはシルキー59に似せたモデルが欲しかったのですが、いつ買えるか分からないし、日本だとマウスピースだけで55000円と、訳の分からない値段だし広いリムのマウスピースもあっていいだろうと買いました。
んで、早速今日吹いてみました。
今日の合奏はブルックナー交響曲第6番。大きな音、小さな音ではスラー等使用するちょうど良い曲です。
まず、ピッチは悪くありません。変なクセもなく吹きやすいです。
ただ、本体が長いせいか音程は低めです。主管を抜くのは数ミリでOKでした。
1楽章は慣れるのにいっぱいいっぱいでしたが、2楽章以降面白くなってきました。
チースリックモデルだとここいらへんで音程がぐんぐん上がって暴れ馬状態なのですが、ダイクモデルはそんな事ありません。すごく和音も合わせやすくコントロールも出来るようになってきました。
それまでは広幅なリムのせいかピアノでスラーの上行型がコントロールしにくかったのですが、馴染んできたみたいです。
こうなると楽しくて仕方有りません。倍音が多いのか和音も良く合うしいいですね。
さて4楽章です。
オクターブのユニゾンは音量もそうですが音に厚みや芯が求められます。すごく楽しいです。また、音量も出しやすくかといって唇が引き込まれるような事はありません。
ただ、気を緩めると爆音になるおそれがありますので注意が必要かなと(^ω^)
という訳ですっかり気に入りました