てんぐジャーキーとポテチ
私が普段開けない所に隠してる
もう自分で自分が止められない
トイレから出てきたパパに
袋に入ったこの2品を投げつけた
泣きながら怒鳴った
「何よコレ‼️
あんたは死にたいん?
もう知らない
勝手にし〜や」と
袋ごとかっぱらって
(食べたらいけないと思って)
走って病室を出た
パパはついてこれないのわかってたから…
に乗って泣きながら家に帰った
もう怒りのままに義母に
てんぐジャーキーの写メと一緒に
「なんでこんなものを持ってくるのですか?
また倒れてほしいのですか?
私自身いっぱいいっぱいの状況で辛いのに
これ以上苦しめないでください
次倒れたら面倒みてくれるんですか?
もういい加減にしてください」とLINE
それなのに
私の怒りのLINEに対して
「チョモちゃん、ごめんなさい
もう行かないから」
これだけ…
もう退院決まってるからね💢
もう怒りは収まらず
その足で市役所に行った
「離婚届ください」
窓口のおじちゃんが
「何かあったらいつでも相談においでよ」
と優しい言葉をかけてくれた
きっとすさまじい顔をしていたのであろう…
帰って怒りに任せ離婚届を書いた
そして判子も押した
封筒に入れ
その夜
着替えを持ってパパの病室へ…
着替えの袋を椅子に置き
離婚届の入った封筒を机に叩きつけた
全く状況を理解してないパパ
「なになに?」と封筒から出して
離婚届を見て
「これはいかんやつやん
まじなやつやん…」って
そしてまたダッシュして帰った
そこから2日ほど
着替えは息子が届けてくれた
私は行かなかった(駐車場で息子待ち)
昼間もボ〜っとしてた
もういっぱいいっぱいでどうにでもなれ…
くらいの感じだった
3日ほどたった日
ピンポンが鳴ったので
モニターを見ると
パパの姿が…
は???
玄関を開けるとパパが立ってた
「何しとん?」
「全然来てくれんし、心配で歩いて帰ってきた」
と言うではありませんか
から家まで4キロほどの距離
それを歩いて帰ってきたと…
「何考えとん?信じれんわ」と
速攻まで送ってった
ちょっと気持ちが軽くなれた
でもまだ元通りにはならず…
2/27に退院が決まり
退院に向けての話が始まった
看護師さん、栄養士さん、理学療法士さんが
気をつけることなどを話してくれた
お気に入りの看護師さんが
「よく頑張ったね〜でも気をつけてね」
と声をかけてくれて涙腺が崩壊した
今までの経緯をじっくり聞いてくれた
「うんうん」って何度もうなづいてくれた
そしてパパに言った
「入院中に離婚する方も多いですよ
冗談抜きでこうケースは多いんです
これからも食生活に気をつけて
元気に過ごしてください」と喝
日に日に私の心やさぐれもなくなっていき
2/27倒れて2ヶ月と1日後に無事退院♡
自宅療養して3/8から職場復帰
退院後初の診察日担当医が
「本当によく頑張ったね
ここまで回復できるとは思ってなかった
最初は厳しい現実を突きつけて
不安にさせてしまってごめんね」
と言ってくれた
先生は最悪の状況のことを伝えるもの
だから最悪の状況を想定して
落ちるとこまで落ちた…
パパにはバレてはいけないと思って
パパの前では泣かなかった
パパには「大丈夫‼️ 元に戻れるから」って
軽く伝えてた
(生きる希望を失うと思ったから…)
退院する数日前に倒れた日に
先生が説明してくれたことを話した
「俺、そんな状態だったんや…
だからあんなに必死で怒ってたんや…
そんなことも知らずごめん」
って謝ってくれた
結局叩きつけた離婚届に
パパは署名することはなく
しばらく引き出しに入れてたが
見るのも嫌だったので
「コレもう捨てるね
一応書いて置いとく?(笑)」
「ごめんなさい
もう捨ててください」
破ってゴミ箱行きになりました
たったの2ヶ月が
とてつもなく長く感じた日々
年末年始ですれ違う車の人は
笑ってる人が多くて…
パパのリハビリが順調に行くまでは
毎日行き帰りにの中で号泣だったな…
せっかくの冬休みだった息子に
「どこにも行けんかったし
何もしてあげれんかってごめんね」と言うと
「家族なんだし当たり前やん
謝らんでいいよ」と言ってくれた
その息子の言葉に泣けた…
家族が元気でいることがどれだけ大切なのか
身に染みて感じた日々…
それなのに
時間が経ったらまた忘れてる
ダメだな…
反省反省…
今年も家族が健康で幸せに暮らせますように♡
しっかり根を張って生きていこう‼️
たくさん笑ってすごすぞ٩(ˊᗜˋ*)و
次回は番外編
パパに聞いた倒れた時のことを次回綴って
終わりにしようと思います
最後までお付き合いありがとうございました♡
こんな鬼嫁チョモですが
これからも変わらぬご愛顧を
よろしくお願いします(笑)