わたしとちょめこからの報告です。
ちょめこは半年程前から、体に変化が出始め、体力と体重がゆるゆると低下していきました。
小屋の段差につまずくようになったり、体を支えるのが難しくなったり…
そして19日の朝に左後脚を骨折、恐らく無理に自力で動こうとしたのが原因です。
そのままほぼ寝たきりになり、昨日のお昼にちょめこは亡くなりました。
直前の血液検査での診断は、腎不全。
恐らく1kg近くあった体重も700gまで落ちていました。
あんなに小さい体で、一生懸命戦ってくれて、本当にありがとう。
私たちを支えて下さった全ての方に感謝します。
8年と9ヶ月。
本当にありがとうございました。
以下後味の悪い話なのでご注意を。
動けなくなって、ご飯が食べられなくなって、体温が下がっていくちょちょを見て、わたしは先生の提案して下さった入院という選択肢をとりました。
用意をしてちょめをあずけて仕事にいって…
そのたった30分後にちょめは一人で逝きました。
あの子はきっと、わたしに裏切られたと思ったことでしょう。
わたしが全てを受け入れて一緒にいてあげれば自宅で安らかに逝けたのに。
選択肢があるうちに諦めるのは間違ってると思ったんだ。
ごめんね。
骨折した足も痛かったね。
ごめんね。
わたしはちょちょに元気になって一緒に生きて欲しかったんだ。
振り返ってみるとちょちょとわたしは、親子というよりは兄弟のようだったと思います。
まあ兄弟なんていないから本当の所なんてわからないけど。
切りわけてもらったフルーツを同じ皿で食べたり、昼寝して一緒にうとうとしたり。
とっても楽しかった。
あの子はチビでビビりなのに強がりで、よろけた所を見られたらこっちに向かってガンつける。寝オチしそうになったらそれを必死に隠す。
苦しいことを隠すのはウサギの本能だけど、ちょめは本当にそんな感じでした。
骨折した日の朝も、テーブルの下に隠れていたね。
ちょめが逝く時は、私の腕の中で看取る。
ぼんやりそう思っていたんだけれど、それを出来なくて悔やんでいるけれど、ちょめからしたら、最後だけ親の真似事をするなんて、許さなかったのかもしれません。
わたしは泣き虫で甘えたがりでちょめの事が大好きで…
それを知っていたからこそ、最期辛く苦しそうな中でも、一緒にいてくれたのかもしれません。
わたしに死に顔を見せるなんて、それこそ死んでも嫌だったのかもしれません。
ちくしょう。笑
わたし達らしいといえばそうかもね。
「女の子下さい」と言って本当は男の子のあなたを「ちょめこ」と名付けたあの日から、私たちの因縁は始まった…
いや、ごめんて。笑
こんなに駄目なわたしと、家族になってくれて本当にありがとう。
チビでビビりで強がりで、おまけにバカなちょめこをわたしはずっとずっと愛してる。
たとえちょちょがワタシを嫌いでもね♡