世界で今もっとも有名なFUKUSHIMAから | おトム通信

世界で今もっとも有名なFUKUSHIMAから

書くか悩んでたけど・・・


地震から3週間以上経過して、自分も少し落ち着いてきたのから今自分に出来ることをと思い・・・


津波に襲われた南相馬に行ってきた。


事前調査で役所や南相馬に住む知人に確認し、友人と協力し物資を準備した。


南相馬には、自分の所からは約1時間半。高速が通ってない所なのでもちろん下道。


何度も行ってたことがあるので、ルートもわかっていた・・・


が、いつも行っていたルートでは今話題に上がっている『飯館村』を通ることになってる。


実際行ってみると、地震による被害は少なかったように見えたが、人気はほぼなく自衛隊が多かった。


峠を越えて、目的地の南相馬へ。センターに集めた物資を届け、国道を抜けて帰ることに。


以前は国道から海なんて見えなかったが、今はハッキリ見える。建物や木や電柱など無くなっていた。


そこにはもともと、住宅があったのか、田んぼだったのか道路だったのか、何だったのかは全くわからなくなっていた。


言葉が出ない。家の屋根しかなかったり、海にあるはずのテトラポットがあったり、漁船が道路の脇まであったり


がれきなどはだいぶ片づけてあったが、TVで見るより実際見るのでは全く違っていた。


津波にあっていない所でもほとんどが店が開いていなく、人が生活するにはまだまだ不便さを感じる。


自分が知っている南相馬ではなくなっていた。


正直、どのようにして復興していくのか、自分達がしていかなきゃいけないことはなんなのか、何が出来るのかをすごく考えさせられた。





今、色んな事がメディアで伝えられたり、ネットやツイッター、ブログでも書かれていたり、チャリティーや募金、メッセージを届けようとかされている。

それに対して自分なりに色々思うことはあるけど、一番はもっと被災地を知ってほしいと思った。

みんな被災地を思った行動でやってると思うし、コメントもしてると思うけど、けどもっと知ってほしいと思う。

そしたらもっと行動や、コメントも変わってくるんじゃないか。そう思う。