2008アメフト (監督編) | おトム通信

2008アメフト (監督編)

今回は監督編です。


大学生を教えているわけですが・・・やっぱり指導する立場になって人間として学ぶこと成長することが多い。


他大学の監督と比べれば僕はかなり若い。でも選手と監督という立場では・・・ないかなと・・ここが難しい。



今年は特に色々な事があった。


一番は二部に降格という悔しさが多く残るシーズンなってしまった。


単科大学なので人数的な問題で厳しい。毎年のことなので慣れはしたが・・・


怪我が一番心配だが、今年も大きな怪我がなく戦ってくれた。


試合内容は、1戦目はボロボロの状態。思い出したくもない。ビデオも見ていない。


2戦目。王者との試合。1戦目とは別人のチームのような戦いぶり。


第一シリーズゴール前まで攻め込んだが、明らかに僕のコールミス。。。要所でのコールミス、準備不足が目立った。だが、DFはプラン通りの出来。今までであんなに完璧に対応出来たことは記憶にない。

負けはしたが、次につながるゲームになった。


3戦目。一年間この相手のために温めてきた体型・プレーを出した。


出だしはよかったが、途中、相手にアジャストされプレーがでなくなってしまった。


DFもタックルミスが多かった。


4戦目。これに負けたら入れ替え戦という大事な試合。


前半、硬くなっていたのか思った以上にOFが進まない。DFも対応しきれていない。


リードされて前半を終えた。前半終了間際にファンブルから失点をしてしまった。結果としてそれが、負けに直結する原因となった・・・が、そのファンブルしたプレーで後半からの追い上げの要因にもなったプレーだった。


後半、OFもDFもシステムを変えて挑んだ。それが的中。どんどん追い上げて行き、2点差までつめた。


最後2ミニッツOFをしなくてはいけない状況。QBが足を攣ってしまっていて、プレーを上手く遂行できなかった。

試合終了。入れ替え戦が決まった。


入れ替え戦。気持ちは切り替えていたはず・・・だった。スカウティングした時点でも、力に差はない。

逆にスピードでは上回っていると踏んでいた。

しかし、結果は・・・


時間がたって冷静に考えてみると、もっと早くにパスに切り替えたプレーをしていれば、もっとシンプルにプレーを

すればなど、色々思うことがある。

僕の憧れのOFコーチの言葉だが、プレーコーラーがゲームの勝ち負けの5~6割りを担っている。

自分の出したプレーコール1つで勝ちが決まるときもあれば負けを決めることもあると・・・。

本当にその通りだ。

今年の4年生には申し訳ない。だが来年この経験を生かして、最高の結果でシーズンを終えれる気がする。

そうしなくてはならないのだ。


来年はコーチ陣が皆いなくなる。再建の年だが、築いてきたことものがある、築きあげていくこともある。

新しい出発。あの場所でもう一度戦うために。



まじめに書きましたショック!