ハイパーサーミアと深部体温 | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!

昼間は半袖で仕事してたのに
夜は冷えるなぁ〜


3日前の夜中、寒くて寒くて 
熱を測ってみたけど平熱あせる
布団にくるまってもなかなか温まらず
震えがくるほど
身体が冷え冷えでしたゲホゲホ

それなのに
翌朝は寝汗をかいて目が覚めて  
その後はなんともないんです。


う〜ん
あれは一体、なんだったんでしょうはてなマーク




***


先週、月に一度のハイパーサーミア(温熱療法)を受けてきました。




サーモトロンRF8  という装置を使用して
がん細胞(があると思われる場所)とその周辺を高周波で加温します。 




サーモトロンRF8 ↓↓↓







私の場合、
最後まで残っていたリンパ節転移巣部分をターゲットにして、臍の下部分を上下の電極で挟み高周波で加温していくのですが
ハイパーサーミアと同時に通常の10分の1の抗がん剤も点滴しています。
(以前はマイトマイシン、今はピノルビンという抗がん剤)



正常な細胞は42.5℃以上になっても血管が拡張し、血液がたくさん流れることによって冷やされ体温をある程度一定に保つことができますが、
がん細胞の血管は拡張することができないそうで、熱に弱いのだそうです。 

その性質、仕組みを利用して癌治療をすることを目的とし開発されたのが
上でご紹介した治療装置、サーモトロンRF8です。

放射線治療との併用や私のような抗がん剤治療との併用など、集学的治療の中のひとつとして放射線や抗がん剤などの効果を増強させたり、
温熱効果により免疫力を活性化させる働きもあります。


詳しくは
をご参照ください。





***
 

最近、ハイパーサーミアを導入する総合病院、中核病院が増えてきたようです。
愛知県でも地域の中核病院が最近導入したところです。(愛知県で3箇所目)

また日本ハイパーサーミア学会では、エビデンスの確立を目指す動きも始まっているようです。


この間の治療中、生まれて初めて(多分?)肛門に温度センサーを挿入して「深部体温」(直腸温)を計ったところ
41.5℃まで上昇ししているのを確認することができました。






↑↑↑  多分、こんな感じのやつでしたショック!




自分がどうして今寛解しているのか
それを少しでも解明してもらえるように
私の体を使ってもらえるなら
浣腸でもなんでも!おーっ!

すごく痛いのは無理だけど、データの収集の協力をさせてもらえるなら本望なのです爆笑