心の中にぽっかり穴が空いています。
私にとってK先生は
精神安定剤なのかもしれないなぁ、
強がらなくてもいい、
そのまんまの自分でいられる場所
みたいな...

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膀胱の中で収まっていたはずの癌が
いつのまにか膀胱壁を越えて多発転移してしまっていたために
膀胱を全摘することも、転移巣を手術で取り去ることも不可能となりました。
「所属リンパ内に2〜3個までなら
放射線と抗がん剤の同時治療で根治を目指せる可能性もある」
と泌尿器科専門医の先生が書いている記述を
見たことはあったけど
私の場合は
所属リンパを思い切り越えて
腎臓の真横にある腎門部リンパ節にまで飛んでいました。
抗がん剤のみでの治療を選択するのが
通常だと思うのに
K先生は、一か八か同時化学放射線治療をやりましょう、と言ってくれて
それは私にとって
とっても苦しくて辛い治療だったけど
朝晩2回の回診で
「頑張りましょうね」と言って両手で握手をしてくれる穏やかな笑顔のK先生に会えることが
治療を頑張って乗り越えていくための
毎日の心の支え、道しるべになっていました。

お医者さまは
体を治したり、整えたりしてくれるのがお仕事です。
でも
そこに心があれば、きっと
患者の治ろうとするチカラをほんの少しでも
引き上げてくれるような
そんな気がしています。

心と体は繋がっている。
それは確かにそうなのですよね。
脳内伝達物質の働きで
血液やリンパの流れや
体の中のいろんな状態が変わります。
でも、
病気、癌を治療するということは
心「だけ」ではやっぱり難しいと
実際に自分が再発転移で入院してみて
感じています。
西洋医学、東洋医学、心のあり方
etc.
いろんなもののチカラを借りて
それぞれの相乗効果で癌を治したり、引き分けでずっといくためには
どうするのが良いのか
とよく思います。
自分が今こうして
長期に寛解が続いているのは
何故なんだろう、
一日も早く
その理由が分かる時が来ますように。



先日の日曜日、
甥の結婚式がありました

40代半ばを過ぎて
全く女っ気のない甥のことを
もう結婚する気もないのかなぁ

と勝手に思っていたんですが
甥のお母さんである義姉と夫は
20歳近く歳が離れているのです

なんと誰も知らない間に
とっても美人の優しいお嫁さんを見つけていたんです



あんなに嬉しそうな笑顔の甥を
今まで見たことがないかも

見ているこちらまで
とっても幸せな気持ちになりました

良かったねぇ〜
本当におめでとう🎉
これからの人生、
きっといろんなことがあるけれど
二人で手を繋いで
幸せな人生を作っていってね〜

幸せのおすそ分け
&

我が家の畑で採れた初生り野菜たち
