4年前の今頃は、
再発転移で入院治療の真っ只中
転移していたのはリンパ節四箇所
おまけにひとつは遠隔転移
あの頃はまだ
キイトルーダもオプジーボも無かったから
GC療法の効果が無ければ
実質的にはそれで終わり
という状況でした
「こんなに辛いなら治療はしたくない」
緩和ケアチームの看護師さんに
そう言っては困らせてしまうくらい
痛みが酷くで辛くて大変で
少しでも何かを呑み込むと
そこから3時間近くは
激痛で悶絶してしまうので
食事の時間は
恐怖の時間でしかなくなりました
痛みが引いたと思ったら
今度はじっと座っていることも
横になることも出来なくなって
眠剤を飲んでもまったく眠れないまま
長い長い夜を何度も過ごして
よく頑張ったなぁ、
よくここまで来れたなぁ、自分
私、死んじゃうのかなぁ、
そんな気持ちが無かったといえば
それは真っ赤な大嘘になってしまうけど
K先生や
看護師さんや
看護助手さんや
薬剤師さんや
栄養士さんたち
職場の同僚や
面会時間をいつも無視してやってくる上司や
心友たちや
同室の彼女たちや
夫に
(息子もネ)
ずっと支えてもらって、守ってもらっていたんだなぁ...と思います
あ、あと
ご先祖さまや
両親や、義両親や
八百万の神さまにも
私がこの先も生きていくこと
きっとそれが一番の恩返し
でも、
いつまで生きられるかは別として
いま生きているこの時を
少しでも自分らしく、味わって生きることも
恩返しになるのかなぁ、
そんなことを思ったりもしているのです

早く春が来ないかなぁ〜
前はね、
環境が変わっていく気忙しい春が
なんとなく苦手だったんですょね
病気になってからは
春が待ち遠しい〜
暖かで穏やかな春が
皆さんのところにも、私のところにも
早くやってきますように