自分の時間 | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!

今日は公休日。

入院中からお世話になっている精神科の受診日でした。


今、見てくださっている先生(TN先生)は
まだ30代半ばの若いお医者さまなのですが
とても実直で心の温かさが真っ直ぐにこちらに伝わってくるような、人間的にとても素敵な先生だなぁといつも感じています。



そのTN先生に
「心に抱えていることに無理に蓋をしなくてもよいのではないか」
と言われました。



夫は自分でも「俺は弱いから」と宣言しちゃうくらいの人で
私の癌のことについては極力触れたくない、考えたくない、というのがバシバシと伝わってくるような人

ドラマの中で癌闘病の場面が出てくると
「かわいそうだなぁ」
「大変なのに良く頑張ってるよなぁ」
「辛いだろうなぁ」
と言ったりしています。

そのたびに心の中で
「私も同じなんだけどなぁ〜〜」
なんて呟いたりしてしまうのですが
もちろん、そんな夫には口に出しては言いません。



職場では、自分の癌のことはオープンにしているのですが
だからといってそんな話を神妙にしてしまったら、聞いた側にとっては凄く重いだろうなぁ
とも思うので
あまり話さないし、話したとしても
「ご覧の通り、めちゃ元気だし心配ご無用!」
みたいな空気を醸し出してるので
誰も再発転移組のステージ4患者とは思っていないか、もしくはそんなに深刻なことではないと思われているか...?

ちょっと特殊な相談員なんていう仕事をしていることもあり、また仕事の相棒さんはまだ3年目の新人プラスαみたいな人なので、
対外的?なことも含めてどうしても自分がしっかりしてないといけません

最近、その相棒さんが精神的に不調が続いていて
ほぼ毎日のように相棒さんの心のケア?フォローをしています。






心の中のいろんなものに
蓋をしてないと、
毎日を普通にこなしていくのが難しくて


こうして病院に行く時だけは
病院にいるときだけは
素の自分になれるんです。


でも、そのバランスが
なかなか難しくなっちゃうときが
たまにあって困りますほっこりあせる



そうTN先生に話した時に
そう言われました。







癌との共存って
体のことだけじゃ決してなくて

心だって同じだなぁと思います。


心もなんとかバランスとって
ケアしながら共存していかないといけないなぁ、

そう思います。




私は、精神科のTN先生だけじゃなくて
主治医のK先生や
温熱療法クリニックの先生や看護師さんたち

そして大切な友達、仲間がいてくれます。



いつも本当にありがとうございます、
心から感謝です(๑˃̵ᴗ˂̵)










診察後のランチ

トマトのオムライス🍅
美味しかった〜