日記を書こうと思います。
息子のことが心配で
自分のことを忘れていました

どうやら大変な事態にはなってなさそう?
で、ちょっと安心したら
今度は自分のことで、近い将来
選択しないといけなくなることを考えるようになりました。
主治医のK先生にも了解していただいて
もうひとつの病院で
低容量抗がん剤併用でのハイパーサーミアを
定期的に受けています。
(保険適用の治療です)
今は天国にいる上田先生に
「マイコちゃんは一勝来なきゃいかん」
と真面目な顔で言われたので、
上田先生の見立てでは
私の中にはまだ、画像には映らない
小さなガン君たちがいるかもしれない、
ということなのだろうと思います。
もしもそうなのであれば
この治療を止めることで、もしかすると再再発転移してしまう可能性があります。
それなら、今のところ副作用もほぼ無いのだから
このままずっと続けていけたら良いなぁと
漠然と考えていました。
それが、
抗がん剤には総投与量というのがあって
その量を超えると重篤な副作用が出てしまうものがある、ということを知って
自分が今、受けている抗がん剤「ピノルビン」が、その中のひとつであることが分かってしまいました。
ピノルビンには心毒性があって
総投与量を超えて投与し続けると、心不全になったりする危険性がとても高くなるそうです。
それも不可逆性の副作用になってしまうことがあるとかで、そうなってしまうと治ることは無いのだとか

その総投与量に、どうやら近い将来
達することになりそうなのです

毒をもって毒を制す
という通り
抗がん剤だけでなく
薬はもともと「毒」でもあるわけで
その「毒」に命を助けてもらっているのだよな、
と今も思っていたりします。
でも、副作用と天秤に掛けながら
上手に使っていくことが大事。
自分の場合は
ここでいったん抗がん剤を止めて
ハイパーサーミアだけに
ということも考える時期なのかもしれません。
医学の知識の全くない自分が
あれこれ考えていても答えは見つからないので
ハイパーサーミアを受けている病院でお世話になっているお医者さまに
来週、相談しなくてはいけないなぁ、
その結果を持って
来月の定期検査の時に
K先生にも相談してみようと思います。