副作用いろいろ | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!

*ちょうど3年前、2014年12月〜翌年2月まで入院治療していた時のことを、思い出しながら書いています。

膀胱がん遠隔リンパ節転移  T1N3M1
ステージ4

だけど
今は寛解しています〜









入院中の副作用で、一番辛かったのは
鳩尾と背中の激痛笑い泣き

胃の入り口付近の粘膜?がやられて 
形のあるものを少しでも飲み込むと
消化されないまま胃の入り口に留まって
空気がどんどん溜まってしまうのに全く出すことが出来ずショック

ゲップが胃に溜まり続ける...ということが
こんなに苦しく痛いことだったなんて


嬉しいはずの食事の時間は、
自分にとって本当に恐怖でしかなく
食べた後の3時間くらいは激痛で
(たとえアイスクリームとゼリーだけだったとしても!)
我慢しようと思っても唸り声が漏れてしまうほどあせる


このことは、放射線治療が終わって数日経ってから少しずつ楽になっていきました。



その次に辛かったのは、シスプラチンを投与した翌日から10日間ほど続く吐き気...

トイレで吐こうにも、そもそもほとんどご飯を食べていないので
出てくるのはほんの少しの胃液のみショック

それでも、つわりが酷すぎて切迫流産になったときのことを思えば、
辛かったけどまだ耐えられました笑い泣き



腹部、腰部への放射線治療の副作用が腸に出て
酷い下痢になる人もいますが
私はなぜか下痢にはならず、その代わりに酷い便秘になりました

生まれて初めて「浣腸」というものを体験したのも、この時でしたあせる



相棒の点滴の棒をガラガラ音を立てて引きずりながら、何度も何度もトイレにこもっていたことを
なぜかふと思い出しました。


体重が10キロ減って、放射線治療室へ自分ひとりでは行けなくなって、 
車椅子というものに初めて乗ったんだったなぁ...


でも、そんな中でも
タンパク質だけは何とか摂ろうと
放射線科の先生に教えてもらった
カロリーメイトゼリー
少しずつ少しずつ、口にしていました。

フラフラになりながらも、途中でしゃがみこんだりしながらでも
自分の足でトイレにだけは歩いて行きました。



K先生たちや看護師さん、看護助手さんたち
同室の皆んなに
凄く心配をかけてしまったけど

それでも今、こうして普通の生活をしていられるんだなぁ...




がん治療がもっと体に楽なものになりますように。
治療しているのに、その治療自体で辛いなんていうことが
一日も早くなくなりますように。


早く光免疫治療とか、癌の特効薬が
世の中の病院という病院に普及して
皆んながその恩恵にあずかれる時が来ますように!