*ちょうど3年前、2015年3月〜2017年4月までの、外来抗がん剤治療していた時のことを、思い出しながら書いています。
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膀胱がん遠隔リンパ節転移 T1N3M1
ステージ4
だけど
今は寛解しています〜



「維持療法」ってなんだろう



血液がんの治療の中にもこの「維持療法」というのがあるけれど
どうも自分に言われたのとは違うみたい...
ずっとその疑問を抱えつつ、
でもなんかそのことをK先生に尋ねてみるのも
怖くて

まだ画面に写ってる左閉鎖リンパ節転移巣のことが頭から離れないまま
それでもとにかく頑張ろう、
ひたすら、ひたすら
二週間に一度、ゲムシタビンの点滴受けて
頑張ろう

そう思いながら、通院治療センターに通っていました。
今なら、この「維持療法」の意味が分かります。
この間、温熱療法病院の先生に
「このまま抗がん剤で押していくか否か、入院当時のカンファレンスで検討していた」
「マイコさんの場合は、まだ膀胱があるので...」
と言われて
あぁ、そういうことか〜〜
と分かりました。


理解するのが遅すぎる...苦笑
K先生に「完治を目指したいです」と話したとき
転移した場合、「完治」という概念は無いんです
と言われたことも、
今ならなぜK先生がそう言ったのか
わかる気がします。
維持療法が始まる前のK先生が書いてくれたメモ
「再発予防・縮小を期待」
って書いてある。
「根治を目指す」じゃなくて、「寛解」でもなくて。
カンファレンスで、このまま抗がん剤で押していくか否か...となったのは
抗がん剤が効いて縮小したがんを、リンパ節ごと膀胱も一緒に切除するか否か、ということでもあったのだろうなぁ、と
今の私には分かります。
だから「マイコさんの場合は、まだ膀胱があるので」と言われたんだなぁ



で、最終的にK先生が
このまま抗がん剤維持療法で押していくことを決断。
維持療法を2年やって
その後もうすぐ1年経とうとしています。
今のところ、画面に写る再発も転移も無し。
それでもまだまだ4ヶ月に一度のCT検査は続きます。
K先生がまだまだ慎重なのも
それがどんな意味を持ってるのかも
ちゃんと理解して、受け入れられてる自分がいます。
でもね、
やっぱり、誰が何と言っても
例えK先生に言われたとしても
完治を目指したい

こんなケースであっても
完治した患者がいる‼︎
そういう事例のひとつになって
膀胱がんステージ4でも完治するメカニズムを解明するきっかけになりたいのです。
だから
前向いて頑張る!

今日はこれから温熱療法病院。
ハイパーサーミアと低容量抗がん剤
頑張って来ます
