同時化学放射線治療を受けたことで
入院後半はご飯がほとんど食べられなくなってしまいました。
そのことをたまたま放射線治療医の先生に
打ち明けたところ、
タンパク質も入っているカロリーメイト・ゼリーを勧められました。
このときは、栄養バランスのことを思って
カロリーメイト・ゼリーを勧めてくれたのだなぁ...くらいに思っていたのですが
後になっていろいろ調べていくと
ステージ4のがん患者にとって、タンパク質摂取はとても大切 ということが分かりました。
タンパク質は赤血球の材料となるもので
不足すると貧血になります。
また、抗がん剤の副作用が重くなることもわかっているそうです。
タンパク質が不足すると、筋肉を分解してタンパク質を利用することになるので
体重が減っていきます。
がん細胞もタンパク質、糖質をエネルギー源として利用するのですが、
私たちがタンパク質や糖質を摂っても摂らなくても、がん細胞の方もそんなことには関係なく体の中のにあるタンパク質や糖質をどんどん吸収してしまうそうです。
そんな中でタンパク質や糖質を摂らずにいると
自分の体の中の筋肉などを分解して
不足するタンパク質や糖質を作り出し利用するようになってしまうとのことで
筋肉量が減り、ますます栄養不良状態となっていきます。
あるお医者さまが「自分の足を食べてるタコ状態」と表現されていましたが、
このサイクルに陥らないことがとても大事なんだということが、今はとても理解できます。
とくにステージ4のがん患者さんが
治療を続けていくための体力や気力を保っていくには
タンパク質を摂取して
極端な糖質制限をしないこと
少しでも筋肉量を保つこと
が大切です。
ただ、
糖尿病などの腎機能の障害で
タンパク質、糖質の制限がある方は
主治医の先生とよく相談されることが必要です。
良質なタンパク質を含む栄養補助食品で
病院でも利用されている製品のサイトがありましたので、参考までにご紹介します。

株式会社クリニコ 栄養補助食品
副作用でご飯が食べられないなぁ
という方、

主治医の先生とご相談のうえ
こういった栄養補助食品を試してみてくださいね
