ながらワーカー

今年は後半戦に入って

精神的にも体力的にも結構ハードな仕事が

立て込んでいたせいか

今になってどっ...と疲れが出ております

最近よくテレビで

「私も、ながらワーカー」

って言ってるのを耳にしますが、

その度に

「こんな自分も、ながらワーカー」と

ついつい呟いてしまう自分がいます。

普段、仕事したり家のことやったり

外をウロついてる時には

自分が「ステージ4の膀胱がん患者」

ということをすっかり忘れています。

そんな私のことを、職場の同僚も家族も

友だちも

「がん患者」だってことを

たぶん、きっと、忘れてくれている気がします。

がん拠点病院での標準治療は終わっていて

画面上では薄っすら残っているかな？という程度になってるし

主治医のK先生からは「完治という概念はないのです」と言われてはいるけど

今のところ、再発しそうな気配は無くて。

でも、ほんとは

今も2週間に一度、低容量の抗がん剤点滴を受けながら、定期的にハイパーサーミア治療も受けているから

再発せずに済んでいるのかもしれなくて。

自分でも、自分の状態が

よくわからないや

って言うのが

本当のところだったりするのですが

きっと、もう大丈夫

と思ってみたり、

お腹が痛くなったり、どこか調子が良くなかったりするたびに

もしや、再発...とドキドキしたり

そんなふうに、気持ちがあっちに揺れたり

こっちに揺れたりしていることを

悟られないようにしながら

なるべく笑顔で

前向いて

毎日、ながらワーカー

頑張っております

今日はクリスマス。

今、頑張ってる人たちに

ホッとする、心が温かくなる出来事が

訪れますように