今日の秀逸は、

〇「毎日」の社長もまずは万柳欄 越谷 小藤正明

 

確かに、記者の記事も大切だが、人々が何を考え、何を見ているか、

どう考えているか、知りたいのは、社長でさえも、そうだろう。

 

〇店員の感じいいとこには行くよ 奈良 稲葉樹逸

 

同感です。

まずは、受付の電話応対。

お店だったら、店員の感じいいとこ、行きます。

ふしぎと、お客の寄り付かないお店って、あるんですよね。

 

〇先駆者が凄すぎ後が続かない 堺 せっつん

 

世の常なのでしょうか?

ホンダにしても、松下にしても。

なんか、後が続かないんですよねえ。

先駆者は、必死ですからねえ。

 

松下幸之助氏が、店長たちを集めて、いろんな苦情を聞いたあと。

よく、わかりました、と謝り、が、自分は血尿が出るほど、努力したと

語ったそうだ。

そんな必死さは、ありません、後続の人々には。

 

〇貧しさに自覚がなけりゃ貧(ひん)はない 取手 崩彦

 

今日は、この句に大注目。

貧しさって、我慢できるんです。

痛くもかゆくもないから。

だから、なかなか、抜け出せない。

大変な人は、必死になって、努力しますから。

自覚、自分を知ることって、大切です。

自分に何が足りないのか。

 

〇川柳は85円の義憤かな 須賀川 ガガンボ

 

義憤。

怒りって、現状を変えるエネルギーにもなります。

個人名をあげて、申し訳ないのですが、かつて、いかりんごさんという

柳名の方がいました。

そんな作風をもう一度、見てみたいというのは、私の高望みでしょうか?