調子が悪そうな義姉を主人が隣町から、帰りがてら、訪問。

元気だったという報告に安堵したが、私にことづけた葡萄がぼろぼろ。

人にあげれるものではないなあと思ったが、そう、と受け取っていた。

 

しばらくして、葡萄、どうだったと義姉から電話。

「あ、美味しかったですよ、ありがとうございます」

で電話を切った。

 

もともと、義姉とは、性格が合わなかった。

ぐじぐじしていて、面倒で。

 

が、その後、本宅の電話に「○○○(主人の名)は、いますか?」

と計5回、電話がある。

 

本宅ではなく、主人は携帯を持っているので、そちらに掛けてくれと

頼んでも本宅に掛けてくる。

 

ここで、私の短い性格が切れる。

何度も、言っているではないですか!?と怒ると、

「縁を切ったら、いいでしょう!」「土下座して謝ればいいの?」

と。

「そんな極端な話ではないです!」と言い返す。

 

で、結局、義姉の夫から電話があり、義姉と変わったりして。

主人が義姉のこども達のメールアドレスを聞いたらしいので、返事をしたかったらしい。もう、自分もオカシクなって、メールも打てないし、こどものメールアドレスも

わからないと。

 

ここで、ようやく、義姉の夫から、認知症で、日赤にかかっていると。

 

合点がいく。

別居していて、電話番号が違うことを伝えておいた。

 

実は、うつ病かと思っていたので、認知症とは、思わなかった。

 

何も知らない。

 

寝ていた主人が起きてきて、最初はぼんやりしていたらしく、?という感じ。

しばらくして、頭がはっきりしたので、本宅に対策を練りに来る。

 

まず、義姉さんからの電話は出ない。

ナンバーディスプレイ案もあったが、機種でできないので、出ないで、

と言われたが、うちは、電話の多いので、出ないわけにはいかないと。

 

義姉さんからの電話だったら、すぐ、切っていいというOKをもらった。

まいっちゃうからね?

 

で、本を紹介してくれたので、さっそく、取り寄せる。

医者が認知症になったという経験談が書いてある。

認知症界の長嶋茂雄氏のようなレジェンドのようだ。

 

疲れていたので、あとがきから、読む。

バタバタしたば、絶対、これは、これからの人生に役に立つはず。

そう思っている。

 

また、主人が献身的に義姉に対しているので、或る意味、安堵している。

これが土曜日のことでした。