公明新聞より

 

日本政治 安定か 不安定か

政策研究大学院大学 竹中治堅教授

 

現役世代の不満を受け止め

高齢者の自立促す政策必要

 

-ー政治の不安定化が続くことが懸念される。

 

竹中 「決められない政治」を招けば、また極端な主張を掲げる政党への

支持が集まることを恐れる。野党も責任ある姿勢で臨むべきだ。

欧州では連立に参画した経験を持つ政党が少なくないが、日本には

責任感を感じられない野党も一部に見受けられる。

将来、政権を担う覚悟を、どの政党も持つべきだ。

 

ーー政策課題については。

 

竹中 社会保障費には多額の予算が投じられ、重い負担を強いられる現役世代は

悲鳴を上げている。場当たり的な対応ではなく、活力ある高齢者の労働を

促進し、自立してもらえるような抜本的な政策を考えてもらいたい。

 

2025.9.19 公明新聞より要旨のみ、抜粋しました