そんなことを考えてみた。

一つの原因は、亡母が一貫して、私の欠点を言い続けたことにあろうか。

無神経、気が利かない、役に立たない。

どの項目も子どもに言っちゃダメでしょ?という言葉である。

また、彼女は、こどもをハグ、抱きしめることはなかった。

いや、私を。

だから、私は母の胸に飛び込んだことはない。

兄を溺愛し、男と女は惹かれるのよと、自論を唱えていた。

これも違うような気がする。

また、私を可愛がっていた父がいるときは、私の悪口は酷かったように思う。

ライバル心があったのだろうか。

 

お茶目で、頭が良く、料理も上手かった母ではあるが、どうしようもない

欠点を持っていた。

だから、亡くなって、何十年も経っても、母に会いたいと思うことはない。

 

親というのは、間違うことがあるのだなと感じていた私は、自信がなかったので、

子どもをもつことはなかった。

 

今は、子どもをもたなかったことを後悔していない。

若い人をハグしているから。

 

そ、そ、そ。これもうっかりなのだが。

女子もハグしているが。

2月14日のバレンタインデーにうっかり、若い男子の胸に飛び込んじゃって。

あ、いかんいかんと言いながら、離れましたけど。

 

ちょっと、バレンタインデーというので浮ついていたのかなあと自己弁護する。