国は、国民を救ってこなかった。

無謀な戦争に国民を騙して戦地に送り、多くの若者を殺した。

戦局を見誤り、原爆を二度も落とされ。

そして、原爆症で苦しむ人たちを救わなかった。

 

水俣病、地下鉄サリン、福島の原発被害。

すべて、放置した。

何十年も。

福島は、先行きすら、見えない。

 

財務省の赤木さんを死に追いやった。

国に対して、国民に対して、誠実に仕事をしていた人を自殺に追いやったのだ。

なお、それを隠蔽しようとしている。

 

やっと、文書公開に応じた。

それまで、文書があることを否定し続けて。

 

国は、国民を苦しめるために存在するのだろうかとさえ、思えてくる。

 

国民を死に追いやる国は、存在価値があるのだろうか。

 

私たちは、その国にNOと言ってこなかった。

人ごとだったのだ。

 

人類は、進歩してきたのだろうか?

それに対しては、はっきり、NOと言える。

愚かなわたくし。