人生は、いろいろな苦がある。

が、私は、最大の悲しみは、子が先立つことだと思っている。

 

父も母も今は、亡くなっているが、そのときは、泣くことはなかった。

母は、末期がんで、自宅で亡くなったが、苦しまなかったことを安堵した。

 

が、飼っていた先代の柴犬の大が、腎臓で苦しんだ末、亡くなったときは、

号泣した。これほど、泣いたことは未だかつてない。

 

私にとっては、子どものような存在だったからだろうと思う。

 

子を失くす親の苦しみは、筆舌に尽くしがたい。