昨日のNHKでさらっと流れたトランプ氏の「ガザ所有」の発言。
聞いていた取材の人たちがのけぞったのが印象的だったけど、?マーク。
今日の毎日新聞の社説でやっと、理解できました。
最初だけ。抜粋すると。
あたかも米国が占領統治に当たり、パレスチナ人を追放するような発言だ。
耳を疑う。
トランプ米大統領がパレスチナ自治区ガザ地区を「長期的に所有」する意向を
表明した。全住民を「恒久的」に移住されるという。
ガザの開発を米国が担い、地中海の保養地リビエラのような観光地にする
構想も示した。
パレスチナ人の尊厳を踏みにじり、その犠牲のうえにビジネスを展開しようと
する発想は、おぞましい限りだ。
中略)
とりわけ問題なのが、パレスチナ人の権利をまったく無視していることである。
中略)
残念なのは、日本の対応だ。独仏などがトランプ氏の発言を批判する中、長年に
わらりパレスチナを支援してきたにもかかわらず、明確な見解を
示していない。
厳然とした態度をとらなければ、中東で築き上げてきた信用を傷付けるだけだ。
毎日新聞2.7 社説より
これだけの情報を一体、どこの報道が私たちに伝えただろうか?
私は、線を引きながら、勉強した。
そして、今日のNHKのニュースもチェックしたが、何も報道が
なかった。また、石破さんがそのことに言及するということも
なさそうだ。注視している。
私たちは、その言動と行動を世界から、見つめられていることを忘れてはならない。
NHKもそうだし、石破首相もそうだ。
国民も同様である。
先日の仲畑流万能川柳の入選句に、第三次世界大戦はすでに始まっているという句が
あった。ぞっとしたのではあるが、真実かもしれない。
大戦が始まれば、戦場に行くのは、国民だ。
とりわけ、若者である。
そのことを私たちは、胆に銘じないといけない。
私は、石破首相とNHKを注視している。
彼らが国のかじ取りをしていると信じているから。
何度も騙されるのは、ごめんだ。