70才の記念の高校の同窓会が呉で開かれ、思いがけない多数の同級生が

集まった。

マドンナたちを囲んで。

ちなみに私はマドンナではなかった。

美術部だったし、高校に入った時点で落ちこぼれていた。

少し変わっているという立ち位置だった。

だが、今となっては、どうということもない。

 

みな、それぞれが楽しんだようだった。

まだ、病気の話しだけではない。

もちろん、脳梗塞で、杖をついている幹事もいた。

が、みんな、気が若かった。

 

最後に会場をみんなで大きな輪を作り、校歌を歌った。

私はまったく覚えていなかったし、スライドに写る歌詞が老眼で見えなかった。

 

70年も経つと、頭がいいとか、顔がいいとかよりも大切なことがあると思う。

それは、人生を楽しむ気持ちだ。