間違いをうしろに送る盆踊り 倉敷 中路修平

 

盆踊りの歌が流れてくるような、風景を感じさせる句です。

 

アンリさん、しゃまさん、朝川さんと、水野先生のブログの五人衆の三人が

載っていました。

 

中でも、

AIは関心がない人の幸 福岡 朝川渡

の句には、ああ、そうだ、と。

彼らの関心は、別のところにあるのです。

もっと、早くとか、正解とか。

そうだ、そうだと思いつつ。

 

また、読み返すと。

AIの設定に、「人の幸」というのを入れることはできないか、とも

思いました。

 

自転車とスマホを避けて歩く道 相模原 アンリ

都会ですから。

上諏訪は、そんなに人がいないんです。

 

ニュースで、交通事故で人が亡くなったことを聞くと、ああ、交通事故を

失くすことはできないのかと思います。

ちょっとした注意で、できると思うのですが。

 

相手のことを考えるという生活態度でしょうか。

 

勝手口義母が勝手に来るドアに 海老名 しゃま

なんて、想像力の豊かな。

ドアに?何を?立入禁止の札を下げる?

 

しゃまさんの想像力の翼をもぐことはできません。

彼女は、いろんな世間を飛び回っているのです。

羽を広げて。

 

母が逝きもう親戚もわからない 草津 若草ホープ

ああ、同感です。

親戚が遠く、遠く。もう、会うことはないかもしれません。

 

何年も前の大阪大会。

あのとき、若草ホープさんにお会いして。

 

楽しかったなあ。

仲畑先生が隣に座って、タバコをプカプカ。

紅金魚さん(ちょちょさんのお母さん)が、煙を避けてましたねえ。

 

寅年生まれさん、八ツ橋さん。

懐かしいなあ。

 

あの頃、仲畑先生は、足が悪くて、杖をついていらっしゃった。

今は、手術で、杖なしで。

はしごから、落ちたりして。

 

時は、止まらない。