70年前、ビキニ沖で水爆実験があり、日本人の福竜丸が被爆した。

戦後70年経って、そのことは、なかったことにされようとしていることに、

吉永小百合さんは、日本人の「あいまいさ」に静かに抗議していた。

被爆した方々は、若くして、ガンなどで亡くなっている。

その保証もない。

人として、遇されなかったのだ。

日本の国は、過去を忘れて、また、戦争を考え始めている。

そのことを静かに語り、抗議する吉永小百合さんの誠実さが

私にあっただろうか。