仙台で買ったうさぎの人形と、友人の人形作家さんが創ったねずみの人形。
今日の秀逸は、
川柳を詠んでいるときは自由です 福岡 朝川渡
我らの朝川氏の彼らしい大らかな川柳。
そして、時代背景を配慮した姿勢の句。
自分からも自由に。時代からも自由に。
これが難しい。
時代はどこに向かっているのでしょうか。
どんなときも、川柳を詠んでいくという覚悟が伺える句でもあります。
人は、意志と共に、強くなります。
大阪の川柳会に参加したとき、お会いした寅年生まれさんの句が燦然と。
若者よ俺の歳まで生きてみろ 大阪 寅年生まれ
お元気のことで嬉しく思います。
年寄りを軽く扱う若者が時としていますが。
案外、歳を取るというのは難しく。
さまざまな難題を乗り越えて、今の歳がある。
生きてみろという彼の意気を感じます。
ハリボテでいいんじゃないの核兵器 横浜 おっぺす
ああ。
世界の中で、唯一の被爆国である日本。
どこまで、原爆の悲惨さが発信できているでしょうか?
被爆者の方が懸命に被爆の現実を伝えようとしている。
命を賭けて。
はたして、政府は?
独断の最たるものが花言葉 越谷 小藤正明
花言葉。
FMラジオでは、毎日、今日の花言葉を語りかけます。
だけど、一度も独断と捉えたことはなかった。
小藤さんて、いったい?
肉体は端から恋は中が冷め 北九州 お鶴
お鶴さんは、間違いなく、川柳界の大輪の花です。
花言葉は、粋、でしょうか。(独断)
呼び方に驕りはないか「主要国」 富士見 不美子
以前、「賢人会議」という言葉も出てきましたが。
自分で自分をね。主要だとか、賢人だとか。
ちょっとは、恥ずかしがらないとね?
恥ずかしがりの不美子さんです。
知的なんです。
あなたは、自分のことをなんと、呼びますか?
私は、変人です。