花屋の「olde」さんで買った白いクレマチス。
クレマチスとは、わからなかった。
会社時代の後輩が秋田に住んでいるので、一年に一回くらい、電話する。
今日も思い立って、電話をしてみた。
他の彼女の知り合いの後輩たちの今を知り、しばし、
なんとも言えない気分になった。
失敗したケースだったので。
母ひとり子ひとりの男性と社内婚をした女子。
どちらもよく知っていた。
その母は、結婚している彼のご飯と、お弁当を作っていたそうだ。
奥さんがいるのに。
それをやっては、ダメだよね、と思わず、言ってしまった。
今は、別居中だそうだ。
私の近況の話で、町おこしをやっているということで、どんなことを
やっているんですか?と聞くので、週二回くらい、町のお店を回っているよ、
と言うと、鼻で笑うように、「そんなことですか」と。
そんなことが大変なのよ、と内心思った。
彼女は、引きこもりで、家から出ないということだったが。
人を馬鹿にしちゃ、ダメだよね?
私は、こんな彼女に若い頃、嫉妬した。
そのことを思いだし、あの頃の私に言ってやりたい。
私が嫉妬していた人は、今はこんなだよと。
人のやっていることは、たいしたことはないと思うのは、人として、
そこまでだと感じた。
私が若い人から学ぶことがあるよ、というと、「若い人からですか?」と
疑問を呈していた。
そうだ、私たちは、学び続けなくてはいけない。
自分を見つめ、他の人から学ぶ。
私は、今、どこに居るか、確認しながら。
学ぶことを止めたとき。
あとは、退歩しか、ない。
