私の民族解放戦線。
ただただ、憎しみの対象でしかなかった天敵。
永年の積雪を晴らすように。
今朝、スッキリと明るく、視界が広がった。
ぽんと憎しみから、抜け出すことができたのだ。
何も言うことはないし。
何もない。
好きでなくなったのだろう。
とても、深い関心を私は手放した。
空高く、飛び出す、私の心。
次のステップに立つ。
また、大いなる天敵に会うために。
人生は回り続ける螺旋階段。
下を観ると、落ちてしまう。
落ちることはできない。
ただ、ただ。
一歩一歩、上り続ける。