広島の呉線で久しぶりの故郷の呉に向かう。
車窓から観る、風景に懐かしさでいっぱいだった。
瀬戸内海、迫り来る山。そして、住宅基本法に違反しているように建つ家々に。
災害にあった天応を目を凝らして、見つめる。
私も来年は70才だ。
もちろん、だれでもそうだろうが、自分が70才である、なろうとしている
自覚はない。あっという間だったからだ。
が、非常に恵まれたこれまでだったように思う。
それは、人のことを考えられる自分だったことだ。
人から、悪く言われることも多い。
団体行動ができない。言うことが変わっている。やることが変わっている。
時として、発達障害か?と自分でも思う。
が、自分の持った運命というのは、これでいいと思っている。
すべての人に理解してもらおうとも、愛されようとも思わない。
理解されないときは、そっと、離れるようにしている。
私を理解して欲しいとも思わない。
ひとは、それぞれの人生を自分の選択で生きている。
だれがどうということもない。
自分の道をゆっくり歩くことだけを考えている。