疲れがとれて、考えてみると、天敵、プライドずたずただったのだろうと
思った。彼女は、元栄養士で、夫婦共、地域の有力者。
救急車を呼んだのも恥ずかしかったのだろうし、栄養管理ができていなかったと
思われるのが恥ずかしかったのだろう。
上から目線で、私にグダグダ言ったのも、どこかに、ぶつけたかったのだろう。
知らんよ、私。
プライドが高いから、私のように、天敵と呼んでいる人に愚痴るしか、
ないのだろう。
病気とか、事故とか、恥ずかしがることではない。
誰しも、遭遇する出来事だ。
そこで問題になるのは、そのとき、どうするかということだ。
誰かにその不満、不遇をぶつけるのではなく、こつこつと治していくしかない。
人は不幸に遭遇したとき、その真価が問われる。
私はありのままで、悲しいときは、悲しいと。
苦しいときは、苦しいと。言える自分でありたい。
