菜の花、いいですね。
先日の聖教新聞にアグネス・チャンさんのインタビューが載っていて、
印象的でした。
彼女は、結婚・出産を経て、30代半ばで留学を決意し、アメリカの名門スタンフォード大学に留学し、教育学博士号を取得しました。
その一番のきっかけは、「自分は知識が足りない」と痛感したことだと。
彼女は、歌手の仕事をしながら、仕事場に赤ちゃんだった長男を連れていった
ことがきっかけで、「アグネス論争」と言われる大きな論争が起きました。
が、彼女は、働く女性、母親が社会の中で自由に生きていくために何が足りないか、
全くわからなかったと言います。
彼女は、三人の男の子を産み、育てならが、留学します。
彼女は語っています。
ーー今、世界の各地で紛争が続いています。平和を築くために教育が
果たす役割について、考えを教えてください。
教育を通して世界平和を実現するということは、私たち皆の夢ですが、
残念ながら現実には、高学歴なのに好戦的だったり、自分のことしか考えられなかったりする人たちもいます。
私は平和を築く上で大切なことの一つは、「見て見ぬふりをしないこと」だと
思っています。一番大事なのは、事実を知ること。
そして、知ったら、「自分に何ができるのか」を考えてみること。
何もできなくても、思いを寄せることはできます。
それぞれの立場や力は違うから、自分ができる最大の努力をすればいいと
思います。(中略)
正直なところ、私も自分の無力さを感じることがあります。
ユニセフの活動を終えて帰ってくると、現実の壁の厚さに落ち込んだりして・・・
でも、落ち込んでも何も始まらない。
”こんな弱い自分でも、誰かのために何かができる”と気持ちを切り替えた瞬間、
また力が湧いてくるんです。
4.11聖教新聞より抜粋しました
読んでの感想は、私たちは、高みを目指して、ジャンプしてみたいと思いました。