煮物、うどの酢味噌、ネギを煮たもの、生姜のガリなど。

 

つい、先日まで、何を作ったらいいか、???だったのに。

人間、やる気になれば、できるものです。

というか、なんだっていいじゃん、と思うと、気楽にできて。

びっくりです。

 

あまり、力まない方がいいのかもしれないなあと思っています。

 

昼は、少し遅めに松本の蕎麦屋「三城」で。

そこで、驚くべき風景に遭遇するとは。

 

テーブルに座ってまずは、お酒をちびちびと飲んでいると(三城は、お酒が

出るんです)、横に、コロコロを持った若い二人が座った。

 

が、もう、勝手にしてくれというようなことに。

いっそ、イチャイチャしてくれた方がスッキリするのだが、

二人で、見つめ合って、ときどき、小さな声で呟いている。

 

婚前旅行?

若い女は、長い髪をかき上げる。

私は、食事中に髪をかき上げるのが大嫌い。

 

二人で、見つめ合っている。

こんなカップルは初めて。

やってらんないと、わたくし、おばさんは、黒文字の爪楊枝で、これみよがしに、

歯の間をほじくり回していた。

 

世界は二人のためにという唄があったが。

少しは、回りに配慮するのがおとなよね?

私の亡母は、あまり、自慢できる親ではなかったが、彼女が私に言ったことで

唯一、よかったなあと思うのは、椅子から立ったら、椅子を元に戻すように、

というアドバイスだ。

 

このアドバイスは、私の立ち居振る舞いに役に立っている。

そして、静かな蕎麦屋で、男性と見つめ合うこともしない。絶対に。

みっともないもの。うんうん。