今日の聖教新聞に載っていた記事だ。
能登半島地震の被災地で、短時間で設置できる簡易住宅「インスタント
ハウス」が1000棟位上建てられ、住居や集会場、ボランティアの拠点など
さまざまな用途に活用されている。
開発したのは建築家で名古屋工業大(名古屋市)教授の北川啓介さん(49)。
きっかけは東日本大震災の避難所で、小学生からかけられた一言だった。
「仮設住宅になぜ何ヶ月もかかるの。大学の先生ならすぐに建ててよ」。
震災のあった2011年、避難所となっていた宮城県石巻市の中学校を住宅支援の
ために訪れた北川さんは、この訴えに衝撃を受けた。
長期化する避難生活を前に、「願いをかなえられないのが悔しかった」と
振り返る。
(2024.3.20 聖教新聞より抜粋しました)
まことに、ごもっともな小学生の指摘だ。
100年経っても、避難所で雑魚寝。誰も何も思わなかったのが不思議だ。
