唄を歌おう。どんな唄でもいいじゃないか。 フフフ〜〜〜ンでもいいし。 アハハ〜〜〜ンでもいいし。 唄は、ずれた断層を少しずつ、埋めていく。 もう、口をきかないとそっぽを向いていた人も、歌声の方に顔を向ける。 人類は、唄を歌って、生きながらえてきたから。 苦しいときも、 悲しいときも。 そして、喜びに溢れたときに。 人は、喜びに溢れたがっている。