いつも会うわけではない。
万能川柳の仲間とは、つながっていると感じる。
みな、楽には生きていない。
それぞれがため息をつきたいときも多い。
が、彼らは、そのことを句に詠む。
そして、自分にこう励ますのだ。
一寸先は光だと。
最初は、恐る恐る一歩を踏み出す。
照れたりする。
が、仲間は、それでいいんだよと語りかける。
ひとを殺さず。
川柳の一句で、マイッタ!と言わせるのも楽しいものだ。
世界は、いつか、ゆっくりと笑いと共感でつながり始める。
誰でもが苦しく。
誰でもが笑ってしまう。
私たちは、人間だと。