(中略)

一方で善は一つの到達点ともいえます。

際限のない悪に触れ続けると、本来、善と悪の間にあった人間の感性が

どんどん悪に引っ張られてしまう。

だからこそ私は、人間の美しい面、人間性に信頼を持てる作品を

書き続けたい。

一生懸命に優しく生きることが、こんなにも美しくて、しかも愉快なのだと

いうことを発信し続けたいと思っています。