「リビルディング」で買ったシュトーレン。

クリスマスのお菓子。

 

最近の毎日新聞では、12月24日の池上彰のこれ聞いていいですかの、ゲスト、

上智大法学部教授 三浦まりさんのが刺激的かつ、ショックで、勉強になった。

 

キックバックで裏金を何に使っていたのかということが核心です。

集票のためのさまざまな活動に用いられていたと考えられますから、不正な

資金によって当選した議員がいるということになります。(中略)

極めて深刻な状況です。

 

池上 停滞しているのに「日本はすごい」ともてはやす番組が少し前には放送されました。

三浦 厳しい現実を直視しない風潮をつくってしまった罪作りな番組で「日本は

すごい」と言っている間に世界はどんどん進歩しました。

 

ジャニーズ、宝塚問題 法整備急務

 

三浦 世界銀行の調査で対象になっているOECD(経済協力開発機構)加盟国の仲で、日本だけが唯一、ハラスメントを禁止する法律がない国になっています。

世界で120カ国近くに設けられている国内人権委員会も日本にはありません。

こうした制度構築が急務です。

 

最後に

池上 今は、ピンチをチャンスに変える絶好の機会だと考えるべきですね。

三浦 遅れている日本はある意味「伸びしろ」しかありません。先進事例が海外に

あるので、そこから学んで、今の日本に必要なものを

作り上げていくしかないのです。

 

読んでの感想は。

池上彰さんは、世論をリードする評論家だが、三浦まりさんと比べると、意識が低いように感じたのは、私だけだろうか?

もちろん、私も意識が低かったのだが、最後の「伸びしろ」しかありませんという

三浦さんの結論には、思わず、笑ってしまった。

それが、現実なのだった。