NHKの「朝イチ」でも性加害の問題を取り上げていた。
戸惑っているというのが印象だ。
また、サンデー毎日の広告では、「ジェンダー問題を訴える」山内マリコさん
の特別寄稿がある。
内容は読んでいないが、
「ジャニーズ」帝国の崩壊と時代の転換という題で、
▼故ジャニー喜多川の性的虐待は卑猥なゴシップでなく人権問題
▼傍観、沈黙するのは加害者と同じ「罪」
とある。
週刊文春は30年前から、ジャニー喜多川の問題を取り上げてきたようだが。
それは、ゴシップとして、取り上げてきたので、問題の本質を見えなくしてしまったと言えよう。
また、日本人特有の見て見ぬ振りをするという国民性で、
人権侵害があらゆるところに深く、長く、浸透してしまった。
この記事の横には、
「サンデー毎日が向き合ってこなかった性加害」
という記事がある。
が、その下には、お餅のいまどきの食べ方だ。
ことほど左様に、
私どももジャーナリストも、日本国民は、人権を考えたことがない。
障害者、弱い立場の人、外国人、こども。女性。そして、今は男性も。
人権を侵害されても、誰もどうにもできないところまで来ている。
それどころが、その弱い人を叩くという構図になっている。
私たちは、人間性をどこに失くしてきたのだろう?