玄関に、家の形を並べて。

玄関の外は、池田先生への弔慰を表して、白いユリを飾った。

表札を拭いたり。

 

私も19歳のとき、入会した。

来年で50年だ。

こんなに幸福になるとは、思いもよらなかった。

 

会合で、大受けして、拍手をしていて50年。

言われたことを工夫しながら、地道にやってきた。

大きな出来事もあったが、今となっては、自分らしい人生だ。

あっと言う間に、68歳になった。

 

池田先生の逝去に前後して、天敵から、「みんな、平谷さんを尊敬しています」

というメールをもらった。

その言葉をそのまま、受け取った。

いろいろ、あったけど。

 

うちに届け物を持ってきた彼女は、生まれ変わったように、生き生きと明るかった。

そして、先生の死にも関わらず、張り切っていた。

 

彼女の姿を観て。

信仰の凄さを教えてもらった。

 

私たちは、どのようにでも生きれる。

だが、人を喜ばすということより他に、素晴らしいことはそうそうないように思う。

 

川柳仲間の活躍を祈っている。