ひとは、ひとりでも生きていける。
誰とも、親しくなくても。
主人とも、一定の距離をもっている。
それが、お互いに心地よいからだ。
食事をしたり、一緒に旅行したりする友人はいない。
そのことは、私にストレスを感じさせる。
だが。
若い人と。川柳仲間と。なんていうこともない話をするのは、
なんて、楽しいのだろうか。
行きつけの定食屋で、若い人とたまたま、カウンターで居合わせると、
話は止まらない。
相手も喜んでいるし、私も楽しい。
こんな生活が今の私には、心地よい。
たったひとりだね。
そんなことが力強い。
誰からも、理解されていないのかもしれないが、どうってことない。
毎日の生活を淡々と送ることが楽しい。
私はひとりが好きなのだ。
