うつくしい夕暮れ。ひとを応援するというのは、いいものだ。 「リビルディング」の若いメンバーたちを応援している期間は、楽しかった。 応援しないと決めて。 寂しいというより、肩の荷が下りた感じである。 年下の友人とも、そうである。 彼女の病気や、生活のことやら。心配をずいぶんしたものだ。 それが一切ない。 私の回りに人はいなくなったが、今日の夕暮れは、殊の外、うつくしいものだった。 私の未来は案外、明るいのかもしれない。