主人がまっすぐな目をして、私に尋ねる。

「プーチンさんは、どうなるの?」と。

あんなに残酷なことをして、どうにもならないのか、疑問なんだろう。

私は、「独裁者の末路は、哀れなものだよ」とだけ、答えた。

 

悪事と言うのは、人の目、警察の目を逃れたとしても、自分自身の生命に

刻まれる。

人は、生きたようにしか、死ねないのだ。