原爆忌での小学生の宣言に、われを反省した。
人のよいところを見てと。
いかんなあ、狭量でと。
が、激怒したお二人とは、やはり、和解しないことにした。
よいところを考えてみた。
天敵は、太っていて、貫禄がある。
年下の人は、動物好きだ。
こんなところだろうか。
気が付いたのは、私は、若くないということだ。
未来がある小学生は、ぜひ、人のよいところを見て、なかよくしてもらいたい。
が、私には、時間と体力がもうない。
あのお二人には、自分の道を見つけてもらいたい。
私は、自分の道を歩く。
交差することはないだろう。
なにか、私という偏屈な人間が二人の少しでも、役に立ちますように。