週刊誌による市川猿之助の自殺幇助など。

そこまで、週刊誌が追い詰める必要があるのかと。思ったが。

彼のやってきたことを読むと、これは性犯罪だ。

一般の週刊誌が追い詰めることではなく、警察の所管である。

 

また、八王子の滝山病院での虐待。

これも、東京都が管轄するのではなく、暴行という犯罪だ。

警察が入るべきだ。

 

なぜ、日本では、人権を守る法律が完備していないのか?

税関で。精神病院で。そこここで。

人がひととして、遇されていない。

 

その根本原因は、私たちの他人の不幸には、

無関心という冷酷さを見ることができよう。

 

それが、大きな壁となって、司法や警察、政治を動かさないのだと感じた。

 

私も小さな体験だが。

広島旅行で、足をびっこを引くほど、痛めたとき。

帰りの電車で、立ち上がって、足を引きずりながら、歩いていると、

若い男性のサラリーマンらしき人が私のことをぶしつけな視線でじっと、

見ていたことを忘れない。

彼は私を助けることはないだろう。

彼にとっては、体の悪い人をじっと見るのが日常なのだ。

 

私たちは、人の不幸をじっと見るだけだ。