気に入らなかったビニールが張られたところに、
「リビルディング」で買った板を敷いて。
やっと、ホッとしている。
さすがに、ニュースで知った自衛官候補生の二人の自衛官を射殺したのは、
衝撃だった。
25歳と52歳だったろうか。
彼が撃ち殺したかった52歳との男性の間に居ただけの25歳の青年も撃たれた。
人は憎しみというものから、逃れることはできない。
時として、「死ねばいいのに」と思うことすらある。
だが、人を殺すことはない。
私たちが引き金を引かないのは、何が止めているのだろうか。
理性。悲しみ。
何だろうか。
そして、ここ最近の簡単に、人を殺めてしまう人たちには、何があったのだろうか。
それとも、何がなかったのだろうか。
話は違うが、私は最近、変わったことがある。
ラジオなど、切りのよいところまで聞いて、止めていたのが、何か、行動するとき、
途中であっても、サッと切るようになった。
気持ちを切り替えるのが上手くなったのだ。
憎しみも引きづらない。
彼は彼、彼女は彼女なのだ。
どう言っても、わからないし、私も理解できない。
いいじゃないか。
それぞれの人生だ。
自分持ちだ。と感じている。
彼らの行動は、彼らが引き受けることだ。
人を苦しめて、いいことはない。
引き金は、空に向かって、撃って欲しかった。
空に向かって、「馬鹿野郎」と叫んで欲しかった。
青い空は、どこまでも、澄んでいる。
空は苦しむ人のためにある。
