とにかく、安心できる社会を。
長野の「ひとりぼっち」と言われたと、殺人までした犯人に。
私は、近所の人は、「ひとりぼっち」と言っていたと思う。
日本人は、かんたんに人にレッテルを貼りたがる。
私は、子どもを産まなかったが、そのため、2000回は、女性から揶揄されたものだ。
「子どもがいなくて、寂しくないのか」
「どうして、子どもを産まなかったのか」
60歳のときは、「世界でも60歳で子どもを産んでいる人がいる」と。
これには、唖然とした。ギネスの記録ですから。
そんな命を賭けてまで、子どもを産まない。
余計なお世話だ。
だから。
私の信念は「人の言うことを気にするな」というものだ。
「言いたい者には、言わせておけ」と。
私がもし、このように詮索してくる人のことを気にしていたら。
2000人は、殺していないといけない。
彼に言いたい。
もう、遅いけど。
「言いたい者には、言わせておけ」と。
子どもを産もうが、結婚しまいが、友達がいなかろうが。
そんなこと、どうってことない。
人のことをとやかく言う暇があったら。
自分の仕事をしろと言いたい。
私たちは、どう思われようと、言われようと、今日の仕事に取り組まなくては
いけない。
それは、人を喜ばす仕事だ。
人を殺すことではないのだ。
私たちは、どんなことがあっても、人を殺すために生まれてきたのではない。
どんなことを言われても。
私の仕事は、前に進むこと。
彼らは、私のことを思って、そう言っているわけではない。
そんな人の言うことを気にするものではない。
私の幸福を願って、真摯に語りかける人の言葉だけに、
耳を澄まそう。
ある時は、聞きにくいことであっても。
彼らは、私のことを真剣に思ってくれているのだ。
それを見極めるのが、私たちの生き方だ。
彼らが、私のことを思ってくれているかどうか。
それ以外は、問題ではない。
風のように、聞き逃すのだ。
悪口は吹き飛ばしていけ。
負けるな、悪口と陰口に。
どの世界にも、美しいことと醜いことがある。
要は、自分が負けないことだと感じる。
みんなが生きていることを楽しめるように。
どんなことにも負けないように。
私たち、年上の者は、それを示す責任があるのではないだろうか。