ユダヤ人の詩人サムエル・ウルマンの「青春」より

 

青春とは人生のある期間ではなく、

心の持ちかたを言う。

薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、

たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。

青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気、

やすきにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する。

ときには、二〇歳の青年よりも六〇歳の人に青春がある。

年を重ねただけで人は老いない。

理想を失うとき初めて老いる。