今日の聖教新聞の名字の言より
SFアニメの巨匠である故・松本零士氏が漫画家を夢見たのは7歳の頃。
終戦間もない当時、進駐軍が捨てたゴミの中から映写機やフィルムを見つけて修復し、本場米国の映画を見ることを何よりの楽しみとした
▼松本少年にとって、”ゴミの山”は”宝の山”だった。
目に焼き付けた映画は、後の創作活動の財産になったという
▼苦境の幼少期を過ごした氏は終生、夢を大切にした。
「子ども時代からの夢である『火星に行くこと』を諦めていません」と語ったのは
80歳の時。夢を実現するために努力した時間は裏切らないと、若者たちに
訴え続けた(『君たちは夢をどうかなえるか』PHP研究所)