今日は、「リビルディング」で昼ごはんを食べながら、地元の新聞に目を通した。
うちは、毎日新聞と聖教新聞、公明新聞しか、取っていないので、地元の新聞は目新しい。
そこには、隣町出身の小平奈緒さんの記事が載っていて、大きな影響を受けた。
彼女の母校の豊平小学校で、児童を前に講演したことが載っていた。
題は「人とつながる」
彼女は、スケートの大会で、初めて海外に出るとき、お母さんから、「たくさんのともだちをつくってきなさい」と送り出されたという。
長い選手生活で、
「人の気持ちを想像することを学んだ」
「生きていく中で一人で乗り越えなければならない時が来るが、
見てくれている人がいることを思い出してほしい。
そして、見守ることのできる人になってほしい」
彼女の小さな後輩たちへのメッセージだ。
このことは、私はできていないように感じた。
人の気持ちを想像することと見守ることができる人。
これは、簡単にできることではないと感じる。
これができれば、争いなど、起こることはない。
人に悪意をもつことも、銃を向けることもできないだろう。
私も含めて、世界のおとなたちは、できないでいる。
ただ、齢を重ねたに過ぎない。
何も学ばずに、生きている。
私は、小さな人や、若い人に期待している。
大きなことはできないが、温かい声を掛けることは、
もしかしたら、できるかもしれない。
おとなには、そのことに責任があるだろう。
未来を育てるという責任が。ある。
