小屋から出て、三和土で寝ている犬の太郎に、

「孝子がさあ、自分の子供に追いかけられてさあ」とタメ口をきいたが。

太郎は、少し顔を上げただけで、気にならないようだ。

 

「くらすわ」のレストランから、諏訪湖の上の空の写真を撮って。

 

物事というものは巧くいかないときもあるが。

 

少し休もう。

 

少し忙しかった日々に神経が尖っているようだ。

ちょっと、休もう。

何も考えないで。

 

人生は、そんなにワルイものではない。