太郎が夕方、野良猫の孝子が来る方向を見ている。

孝子が来た。

孝子は嬉しそうに、近くのゴミ箱に首をスリスリさせている。

太郎に会えたのが嬉しいのだろう。

 

太郎と孝子は、幸せだ。